スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

お知らせ

『セシル ~恋する木星~』更新のお知らせ


こんにちは。

恋愛小説 『セシル ~恋する木星~』 第9章「パリ最後の夜」を、Berry's Cafe にて更新しました。





お読みいただけると、とってもうれしいです(*^_^*)
よろしくお願いいたします。

↓ ↓ ↓

『セシル ~恋する木星~』




いつもありがとうございます。
女性に人気の小説を読むなら 無料の小説サイト ベリーズカフェ
関連記事

テーマ : お知らせ
ジャンル : 小説・文学

恋愛小説:わたしがまだ姫と呼ばれていたころ

わたしがまだ姫と呼ばれていたころ episode12 卒業旅行(3)


ホテルに着いて、三人で寛いでいたときのこと。話題は昼間の男性グループのことになった。

「ねぇ、なんか内山くんってさ、姫に気があると思わない?」
しずちゃんの、この一言が引き金となって、そこから一気にガールズトークへ。

「そうかな? そんなふうには思わなかったけどな」
否定的な姫の返事に納得しないのか、しずちゃんが更に訊いてくる。

「で、姫はどうなの?」
「え? どうって?」
「内山くんのこと。話してる感じだと、そんな嫌そうって顔じゃなかったよね?」
「そりゃ、初対面ですもん。いきなり嫌な顔したら失礼でしょ?」
「ってことは?」
「タイプじゃないわよ」
「そうなんだ? まんざらでもなさそうに見えたけどね」
「まさか? 普通に話してただけよ。それが礼儀ってもんでしょ。それより、リナなんじゃない?」
それまで、姫としずちゃんの会話を黙って聞いていたリナに、姫は話題を振った。

「わたしが? なぁに?」
のんきにリナが会話に参戦。
「あら、リナだって気づいてるわよね? 馬場くん」
「馬場くん?」
「そう。ずっとリナの隣、キープしてなかった?」
「うーん、確かに隣にはいたけど」
「話しててどうだった?」
「うん、感じいい人だったよ」
「それだけ?」
「うーん、正直、まだよくわからないし……」

そう言うリナに、今度はしずちゃんが追い打ちをかける。
「でも、第一印象だと誰が一番? リナは、やっぱ、馬場くんなの?」
「そうねぇ、他の人と話してないからなんとも言えないわ」
「だから、第一印象でいいのよ。パッと見」
「うーん、わかんない」


          【episode12 卒業旅行(4)に続く】





episode12 卒業旅行(1)
 は、こちらをご覧ください。
   ↓
http://cafesanur.blog.fc2.com/blog-entry-85.html





episode1 から読んでみたいかたは、こちらからどうぞ。
   ↓
わたしがまだ姫と呼ばれていたころ episode1 三日月





にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ
にほんブログ村

恋愛小説 ブログランキングへ

☆ お読みいただき、ありがとうございます ☆
関連記事

テーマ : 恋愛小説
ジャンル : 小説・文学

恋愛小説:わたしがまだ姫と呼ばれていたころ

わたしがまだ姫と呼ばれていたころ episode12 卒業旅行(2)


みんなでのバス観光もランチも済み、やっと自由行動の時間になった。
同じツアーのおとなしそうな女性二人組と、姫たちは行動パターンが似ていたようで、行く先々で顔を合わせた。それから、男性四人組とも。
というわけで、よく九人で行動していた。

お互いに特に自己紹介をしたわけではなかったけれど、なんとなく話をしているうちにわかったことは、女性二人が静岡から、男性四人が東京からの参加ということ。やはりみんな大学四年生、同級生だった。

姫が「わたしたちは京都からよ」と言うと、「京都弁しゃべって」と言われた。しゃべれないことはないけれど、もともとの京都生まれの京都育ちではないので、アクセントやイントネーションが微妙に違うのだが、それでもなんちゃって京都弁をみんなは喜んでくれた。

人見知りをしない姫は、すぐにみんなと打ち解け、ガイドさんがいないので代わりに、みんなの写真を積極的に撮ってあげた。
姫が撮り終わると決まって、「じゃ、今度替わるよ」と言ってくれる男性が……。
彼は四人の男性の中では一番おとなしそうに見えたので、ちょっと意外な感じもしたが、替わって撮ってくれるというのでお願いした。

リナもしずちゃんも、彼が先に「替わるよ」と言ってくれるのに甘えてか、一度も替わってくれなかった。
そのせいかどうかわからないけれど、彼の印象は姫の中で結構アップした。

彼は、川﨑出身の戸川隆之と名乗った。他の三人とは、同じ大学で知り合った仲間とのこと。
第一印象は、戸川よりむしろすらっとしていてハンサムな長瀬に、姫の目は惹きつけられていた。でも、長瀬は硬派なタイプなのか、姫たちとも他の女性たちともほとんど話さず、ずっと仲間の男性とばかり話していた。

あとのふたりは、実家が寿司屋の馬場と、お笑い芸人のような感じの内山。
なぜか気が付くと、内山が姫の近くにいることが多く、よく話しかけられた。
姫とリナを、内山と馬場がはさんで歩くような感じ。
戸川は長瀬とふたりで並んで歩くことが多かった。
そして、そんな戸川たちのすぐ後ろから、しずちゃんがひとりでついてくる。
だいたいそんな感じで、初日は終わった。


          【episode12 卒業旅行(3)に続く】




episode12 卒業旅行(1)
 は、こちらをご覧ください。
   ↓
http://cafesanur.blog.fc2.com/blog-entry-85.html




episode1 から読んでみたいかたは、こちらからどうぞ。
   ↓
わたしがまだ姫と呼ばれていたころ episode1 三日月





にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ
にほんブログ村

恋愛小説 ブログランキングへ

☆ お読みいただき、ありがとうございます ☆
関連記事

テーマ : 恋愛小説
ジャンル : 小説・文学

cafe sanur

Author:cafe sanur

現在の閲覧者数:
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。