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恋愛小説:わたしがまだ姫と呼ばれていたころ

わたしがまだ姫と呼ばれていたころ episode17 テニスサークル(4)


姫はもともと人見知りしない性格だった。
初めて会う人でも、だいたい普通に話ができたが、露木との会話はなんて心地いいのだろう、と思っていた。
姫が何を言っても、優しく受け止めてくれ、温かい気持ちになった。

新入生にはソフトドリンクが回って来たので、姫は「このサークルって、意外と真面目なんだね」と、隣の席の弓子に耳打ちした。
「ほんとだね。無理やり新入生が飲まされて、急性アルコール中毒とかって聞いたことあるけど」と、弓子も同意した。

姫は実家にいるとき、たまに母親の漬けた梅酒を飲んだこともあったので、乾杯くらいはアルコールだと思っていた。
でも、ビールは苦くて嫌だけど。これも、父親が飲むとき、少し飲んだことがあるから知っている味だった。

「わたしたち、未成年だからお酒じゃないんですか」
姫が露木に小声で尋ねた。

「うん。弥生さんがね、厳しいから」
またしても彼女の名前が挙がり、このサークルはきっと弥生が陰のキャプテンなのだと察した。



          【episode17 (5)に続く】
  




episode17 テニスサークル(1)
 は、こちらをご覧ください。
   ↓
http://cafesanur.blog.fc2.com/blog-entry-157.html




episode1 から読んでみたいかたは、こちらからどうぞ。
   ↓
わたしがまだ姫と呼ばれていたころ episode1 三日月







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cafe sanur

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