スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

恋愛小説:わたしがまだ姫と呼ばれていたころ

わたしがまだ姫と呼ばれていたころ episode21 ブローティガンの詩集(3)


そして、最初に話したように、メールが来なくなって、二週間。
最後のメール。姫からは、男の誕生日の話だった。

そうか!
姫は気づいた。

もしかしたら、わたしがあんまり、誕生日、誕生日って言うもんだから煩わしくなった?
だけど、一緒にお祝いしたかったのに……。
そう、小さく呟いてから、「いけない!」と姫は声に出して言った。

そうよ。誕生日まで5日ある。まだ今年の誕生日に、逢えないって決まったわけじゃない。ここで、マイナスイメージなんてしたら、それこそ運命の女神さまに笑われちゃうわ。
そう思い直した姫は、執着を手放すことにした。

いったん思いつめると、かなり落ちてしまいがちな姫には、簡単な上昇法がいくつかあった。
まず、掃除。これは、いろんな人が言っているから、間違いない。部屋が雑然としていると、頭の中も雑然として、どうしたってプラス思考になれない。
そう思った姫は、部屋の片づけから始めることにした。

片づけと、掃除は別物。
確か、「ときめく片づけ」のこんまりさんも言っていた。
いつも使っているパソコンデスクの周りにある、書類、本、メモなどに手をつけた。
いらないDMも交じっている。それらを選別しながら、整理してゆく。



          【episode21 (4)へ続く】





ブローティガンの詩集(1)
 は、こちらをご覧ください。
   ↓
http://cafesanur.blog.fc2.com/blog-entry-215.html







episode1 から読んでみたいかたは、こちらからどうぞ。
   ↓
わたしがまだ姫と呼ばれていたころ episode1 三日月








にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ
にほんブログ村

恋愛小説 ブログランキングへ

☆ お読みいただき、ありがとうございます ☆
関連記事

テーマ : 恋愛小説
ジャンル : 小説・文学

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

cafe sanur

Author:cafe sanur

現在の閲覧者数:
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。