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日記

美しい言葉の魔術師 ~松本隆さん~②

はい、では、第二回に参ります。

前回、話題となった『渚のバルコニー』の作曲は、呉田軽穂(松任谷由実)さん。
このシングルのB面(←なんか、懐かしい響きですね!)『レモネードの夏』も、そして、今回取り上げる『小麦色のマーメイド』の作詞・作曲とも同じペアです。

齋藤孝さんが、松本隆さんに質問します。
「聖子さんとユーミンっていう、巨大な才能が出逢うところに、はまるわけですね、今みたいに。
すると、何か、おふたりの才能の組み合わせに関して、何か気を遣われるというか、配慮されるというか、ありますかねぇ?」

松本さん、さらりと答えます。
「うーん、まぁ、あんまり遣わないですけどねぇ。気を遣っても、無駄なような……。巨大な星が、こうあって……(笑)」


続いて、夏の名曲『小麦色のマーメイド』について、かたらふ。

(歌詞)
涼しげなデッキ・チェアー ひとくちの林檎酒
プールに飛び込むあなた 小指で投げKISS

齋藤「夏の感じを出すのに、いろいろと道具立てって、あると思うんですよね。デッキ・チェアーとか。どんな感じで、出てくるんですかねぇ。絵的に」
松本「暇になると、ハワイ行きますから(笑) 当時ね、もう逃げるって言ったら、ハワイに行く」
齋藤「あー、それで、夏の歌が充実してる(笑)」

齋藤「女の子の言葉が可愛いんですよね。
   あの、♪大好きなの♪とか、♪嘘よ 本気よ♪ とか」

(歌詞)
嫌い あなたが大好きなの 嘘よ 本気よ

齋藤「今の若い女性は、女の子言葉を使わないケースもあるんですよ。
   ♪あなたをつかまえて泳ぐの♪とか」

(歌詞)
あなたをつかまえて泳ぐの

松本「あー、言わないですね。『~わ』とか、もう全然使わないですね」
齋藤「言わないですよねぇ」
小堺「いわゆる、女の子言葉こそが、死んでしまいましたね」
松本「死語になっちゃったね」
齋藤「この女の子の語尾っていうのがね、やっぱり、松本さんの歌詞、こう美しく、ありますよねぇ」



松本隆の作詞術

女の子ならではの言葉遣い




齋藤「と、聞いてるとね、男としては、ふわぁっとした気分になりますよね」



女の子のセリフの語尾に注目して聞いてください。とろけます。

ここで、ノースリーブのラメゴールドに、ココア色のシフォンが重なった、ふわっとしたひざ上ワンピース姿で熱唱する松田聖子の映像が流れ、三人は右横のワイプで、うっとりご鑑賞。


『小麦色のマーメイド』(1982年)
作詞 : 松本 隆   作曲 : 呉田軽穂(松任谷由実)


涼しげなデッキ・チェアー
ひとくちの林檎酒

プールに飛び込むあなた
小指で投げKISS

WINK WINK WINK
常夏色の夢 追いかけて

あなたをつかまえて泳ぐの


(ここで、ワイプ齋藤、とろけながら、「やさしいですねぇ」)
(ワイプ松本&小堺 同じく幸せそうな笑顔で、大いに頷く)
(小堺「やさしい」 齋藤「やさしい」 三人とも、歌っている聖子ちゃんに、目を細めつつ、うっとり。特に、齋藤、もうたまらないといった表情で、終始にやけっぱなし)


わたし裸足のマーメイド 小麦色なの




映像を観終わってからの感想。

齋藤「う~ん。 ♪なの~♪ が、いいですねぇ。♪なの~♪」
小堺「♪なの~♪」
齋藤「♪なの~♪。 ♪なの~♪ のところも、やさしいですねぇ」
小堺「やさしいですね」
齋藤「♪なの~♪」

もう、齋藤さん、可愛くって仕方ない、といった感じで、聴き終わってからも、ずっと相好崩れっぱなし。
松本さんもうれしそうに、微笑んでいる。


齋藤「なかなか恋愛に臆病なね、男女が増えてるというなかで、もう、こんな積極的な女の子がいたら、もう、とろけますよねぇ」
小堺「実体験がない、モテたことがない男の子に対しての、メッセージもあるんですか。夢の体験をさせてあげる、みたいな」
松本「まぁ、そういうことも、ありますよ」
齋藤「だって、夢みたいですよね」

(モテない男にとって夢のような歌詞)
常夏色の夢 追いかけて あなたをつかまえて泳ぐの
わたし裸足のマーメイド 小麦色なの

松本「現実って、大抵、つまんないじゃないですか」
小堺「やっぱり、先生もそう思ってるんですね?」
松本「歌の中くらい、良い思いさせてあげたいじゃないですか(笑)」
小堺「(手を叩いて喜びながら)あ、うれしい。松本隆さんでさえ、現実、つまんねぇと思ってるんだ?」



松本隆の作詞術

歌で「夢のような体験」をしてもらう




小堺「いや、先生は、夏は、すごい、こういうことばっかり、してるんだと思ってた」
松本「いやいや~(笑) ないですよ。僕はもう一生懸命、〆切があって……(笑)」

三人、大いに盛り上がっています。


と、第二回は、ここまで。
次回は、同じく松田聖子のヒット曲『秘密の花園』について。

さらに夢を見させてもらえるようですよ^^





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ジャンル : 学問・文化・芸術

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